歴史

ノードソン株式会社は、1954年、オハイオ州アムハーストにて、エリックとエヴァン・ノード兄弟によって創立されました。しかし、当社の起源は、1909年に創立された、米国オートマチック株式会社まで遡ることができます。  

当初、米国オートマチック株式会社は、当時勃興期にあった自動車産業向けに、大量生産の、低価格ねじ切り盤部品の製造を専門としていました。1935年、ウォルター・G・ノードの指揮の下に、当社はその生産の重点を、少量生産の高度精密部品に変更しました。これは第二次大戦における米国の防衛に、重要な貢献を果たすこととなりました。

 戦後数年間、ノード氏は彼の息子達、エリックとエヴァンと共に、将来の成長の礎となる特許製品を模索していました。この製品は1954年に完成し、スプレー塗装やその他のコーティング材料を噴霧する方法である「ホットエアレス」法等の特許を獲得しました。特許を取得したノードソンは、米国オートマチック株式会社の一部門としてスタートし、エアレススプレー装置の製造と販売を開始しました。

1960年代の中頃、ノードソンの加熱コーティング技術における経験により、一般的にはホットメルトと呼ばれる熱可塑性樹脂接着剤を適用するための装置が開発されました。これは今日もケースシーリング、段ボール製造や製品アッセンブリー作業において使用されています。1966年、米国オートマチックの業務全体は、その関連会社であるノードソン株式会社に統合されました。その後エア噴霧スプレー塗装システムの追加と、エアレス、エア噴霧および回転噴霧塗装システムにおける高効率静電気の組み込みにより、ノードソンは塗装仕上げ産業界における技術リーダーとしての地位を確立しました。

1960年代後期に入ると、ノードソンは小型高効率カートリッジ型回復/リサイクルシステムの開発と共に、パウダーコーティング用技術や装置分野の開拓に着手します。以来ノードソンは継続的にそのカートリッジブース技術の改良に取り組んでおり、現在ではパウダーコーティング工程のあらゆる側面において革新者としての地位を獲得しています。最近の進歩の一例としては、水性および超臨界液コーティング等、環境に優しい液体コーティングを適用するための専用装置があります。

1980年代後半になると、ノードソンはその技術、製品品質、カスタマーサービスにおいてリーダーとしての地位を揺るぎないものとするために、企業買収を開始します。最初に行われたのは、1989年、摩擦帯電式粉末スプレー技術を専門としていたIndustriell Coating Aktiebolagの買収でした。

1989年のMeltex1992年のSlautterback Corporationの獲得と共に、ノードソンはそのホットメルト接着剤ディスペンシングビジネスを拡大します。これは加熱、ディスペンシング、電気コントロールにおける最新の技術進歩を取り入れるものとなりました。1999年にコールド接着剤ディスペンシング装置の製造業者であったVeriTec Technologiesを獲得する頃には、製品アッセンブリー、パッケージング、加工用途の世界的ニーズに完全に対応できるほど、ノードソンはその能力を拡大していました。

ノンウーブン市場においては、1998年、ノードソンはJ&M Laboratories Incを獲得しましたが、この会社は合成不織布繊維の製造に使用されるメルト吹きつけシステムや、おむつ、医療用使い捨て用品や女性用衛生用品のための接着剤ディスペンシング装置の製造業者でした。この獲得により、J&Mのメルト吹きつけ・紡糸結合技術と、ノードソンの不織布に関する既存の能力が融合し、アプリケーションの統合ネットワークと合理的なサービスが生み出されました。

1990年代後半になると、新興ハイテク市場でその存在感を増すことになると予測され、かつ平均以上の財政状態を有する企業に対し、ノードソンはその獲得努力に集中的に取り組むようになります。1996年から2000年にかけて、当社はこの重要な部門における戦略的な買収を実施してきました。1996年のSpectral Technology Group 1999年のHorizon Lamps Inc. の獲得により紫外線硬化技術がもたらされ、1996年のAdvanced Plasma Systems および1999年のMarch Instruments Inc.の取得の結果、ガスプラズマ技術を手にすることができました。March Instruments Inc.は統合後、その社名をMarch Plasma Systemsに変更しました。(2002年)さらに、1996年のAsymtek2000年のEFDの買収の成功により、電子機器、医療、光ファイバー産業用の、精密ディスペンシング装置がもたらされました。

ホットメルト接着剤ディスペンシングシステムの製造業者であるW. Puffe Technologies2004年に獲得したことは、接着剤システムにおけるノードソンの既存技術の拡張につながりました。またヨーロッパ市場へのアクセスが強化されることにもなりました。当社は2006年、Fiber Systems Groupを売却し、その接着剤部門を再編成してコアビジネスに集中的に取り組むようにしています。

2007会計年度を通じ、ノードソンは数々の新しい買収を行いました。先頭をきったのは200612月のDage Holdingsの購入でした。この獲得により、ノードソンは新しい業務分野に突入します試験&測定です。Dageの購入後まもなく、YESTech Industries を獲得(2007年4月)することにより、ノードソンは試験&測定分野におけるその地位を強化しました。また4月には、ノードソンは圧電駆動技術を専門としていたPICODOSTECの獲得を発表しました。

50年以上におよぶその業務を通じ、ノードソン株式会社は、100万ドルに満たない売上の一ローカル企業から、約10億ドルを稼ぎ出す多国籍企業へと成長を遂げました。今日、当社はグローバル企業として、30カ国以上に直営施設を保有しています。